[BARTIMAEUS V プトレマイオスの門]
ジョナサン・ストラウド
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ナサニエルとキティが魔術の勉強をしてるうちに仲良くお昼寝、の図。
ドリームです。ドリーム!!
この二人、むちゃむちゃいい感じだったですもん。
ナサニエルのほうがぞっこんですね。
けどバーティも言ってたように、お互い惹かれあってた。
「それはちがう。今だってあんたが謝ることに意味はあるし、
それがわからないあんたは大バカ者よ。あたしがメイクピースに殺されそうに
なったときあんたがとめてくれたことに、あたしは感謝してるわ。
だからもうそんなつまんないこといってないで、するべきことを考えましょう」
「ちょっと待って。非難ばっかりかと思ってたら、今、感謝って言葉がまじってなかった?」
「まじってたとしても、わずかなもんよ(…略)」
ここ、好き!
キティに誠実に接しようと必死なナサニエルが可愛い。
ちょっぴり素直じゃないキティがこれまた可愛い。
ナサ君がキティに対しては、常にヘタレなのもポイントです。
最後の、アミュレットはキティが持っていて、というあのシーン。
ナサニエルのキティへの気持ちが最大限にあらわれたとこですよね。
あそこはホント泣かされた。
私は2巻でキティが登場したときから
「この少女がナサニエルのひん曲がった根性をなんとかしてくれるはずだ!」
と期待していたので、3巻の後半はとても嬉しかったです。
だけど、だけど、…あんな結末はないよぅ(;_;)
一緒に新しい時代をしぶとく生きて欲しかったです。
くっついて欲しかったです。ホント。
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[2006/5 透明水彩]
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